研究生活誌 @ドイツ博士課程

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四国旅通信 No.6 〜第5日:高知県龍河洞・香川県丸亀城・仏生山温泉〜

留学前国内旅行・四国編、第5日(最終日)は、高知県の鍾乳洞「龍河洞」を見て香川県へ。高知駅から電車で土佐山田駅へ。そこからバスで龍河洞に移動しました。土佐山田駅で昼食をとり、特急に乗って香川県丸亀城へ。高松でうどんと骨付鳥をいただき、仏生山温泉に入りました。またまた公共の交通機関を使い倒します。

 

旅のスタートはこちらからです↓

kkirinrin.hatenablog.com

 

高知駅7:32発の電車に乗ります。ホテル(高知ホテル)は駅のすぐ目の前だったので、5分前くらいに宿を出ました。天候は曇り。駅の向こうの山には雲がかかっていました。切符が必要だったので少し早足で駅に向かいました。

高知ホテルの部屋から見た高知駅

途中、「そんな、謝ることないよ!」って感じの駅を通過。

ごめん駅

 

30分ほどで土佐山田駅に到着し、8:20土佐山田駅発、龍河洞行きの路線バス(土佐電交通)に乗りました。ここも現金で払いました。20分ほどで龍河洞に到着です。かなり寂れている印象があります。オフシーズンだからでしょうか(6月中旬)。

龍河洞への道と入り口までの階段(登って振り返った写真)

チケットを買って洞へと入っていきます。荷物を預けるコインロッカーはないですが、係員の方に伺うと職員用のロッカーで預かってくれます。かなり空いていたので大丈夫でしたが、ロッカー数には限りがありそうでした。洞内かなり狭いのでリュックを背負って入るのはまず無理だと思ったほうがいいです。

龍河洞入り口

ところで龍河洞には3つのコース:観光コース、冒険コース、西本洞コースがあります。冒険コースと西本洞コースは専用のスーツに着替えるくらいに本格的で、予約が必要です(料金も観光コースより高いです)。予約もしていなかったので観光コースです。中は照明があり、歩きやすいように整備されています。それでもかなりの登り降りがあって、足元は滑りやすいです。涼しくて神秘的ですね。

龍河洞内

観光コースでも冒険している気分になれます。ライトアップされた滝があったり、様々な形の鍾乳石があります。奥へ進むほど空間が広くなります。コウモリが飛んでいました。個人的にはコブを作りながら落ちていくような石柱が好きです。なぜこんなに波打つのでしょうか?つららと石筍がくっついては、地面が下がってそれが新たなつららとなり、その下にまた石筍ができて、、、という現象が何度も何度も起きたということでしょうか?不思議です。

波打つ石柱

出口付近ではかなり広い空間になります。鍾乳洞の広い空間が好きです。

出口付近の広い空間

さらに出口に近づくと弥生人の住居跡が見られます。こんなところに住んでいたんですね。弥生人の壺がそのまま鍾乳石に埋まった「神の壺」は世界的にもかなり珍しいようです。

弥生人住居跡

神の壺

9時前に入りましたが10時過ぎには全て回って出てきました。龍河洞10:30のバスに乗って土佐山田駅に戻りました。お昼ご飯は、駅近くのカフェ「マリソル」さんでいただきました。安くておいしいです。地元でも人気のあるお店のようでかなり人が入っていました。ちょっと面白いこともありました。お店の電話が鳴った時のことです。店員さんが電話を取って「はい、あ、〇〇さんですか?うん、いらしてますよ〜」といってお店の電話の子機をお客さんに渡すではありませんか。なんとお客さん宛の電話がお店にかかってくるんですね。地元のお店ならではって感じです。

日替わり定食

12:30頃の特急に乗って、高知から香川へいきました。14時頃に丸亀に到着です。

丸亀駅

またまた現存12天守。こちら丸亀城です。駅からは歩いて10分程度です。丸亀城の石垣の高さ(石垣の高さの和)は日本一と言われています。確かに高いですね。佇まいが凜としています。

丸亀城

天守は現存12天守の中で最も小さいそうです。石垣は形も美しいです。

下から見た天守と間近で見る石垣

かなりこじんまりとした天守を登っていくと港まで見渡せます。

天守の最上階からの景色

天守の大きさこそ小さいですが、魅力あるお城です。佇まいは松山城高知城より好みかもしれません。丸亀城を出て、丸亀駅から高松駅までは電車で30分ほど。そして!なんとSuicaが使えます!香川県は四国で唯一Suicaが使えるそうです。

高松駅

本州と鉄道でつながっていて近いからでしょうか、高松駅はこれまで回ったどの四国の駅よりも都会という感じがしました。周辺にはビルが立ち並んでいます。

まずはうどんをいただきます。手打ちうどんのお店のほとんどは午後の早い時間に麺が売り切れてしまいます。今回は16時半を過ぎていても開いていたチェーン店「めりけんや」に入りました。駅の目の前です。美味しくいただきました。

かけ大(350円)とかき揚げ(140円)

続いて名物の骨付鳥を食べに「一鶴」に行きました。高松駅から歩いて15分ほどです。17時開店で、17:15ごろつきました。すでに少し列ができていましたがすんなり入れました。骨付鳥には、おやどりとひなどりの2種類あります。大きさにはほとんど違いがありませんが食感が大きく違います。ひなどりのほうが柔らかくて食べやすいです。おやどりはかみごたえがあります。個人的にはおやどりが好きです。味はかなりしっかりめなので、鳥に付いてくるキャベツと一緒に食べました。

骨付鳥(ひなどり)

お腹を満たしたところで温泉に入りに行きました。ことでん(私鉄)に乗って仏生山駅に向かいます。梅雨とは思えないくらい天気がよくていい気分です。歩いて10分ほどで仏生山温泉です。めちゃお洒落です。

仏生山温泉外観

中の休憩スペースも開放的で素敵です。住みたい。

仏生山温泉 休憩スペース

温泉は少しぬるっとしていて肌がすべすべになる感じです。お風呂スペースの作りも面白い。正方形の一辺が着替えとロッカーのスペース。その隣の一辺が室内のお風呂、残りの2辺が露天風呂になっています。そして、中心は中庭です。もみじが植わっています。どのお風呂に入っても他の3辺が見えるので、空いているところに移動しやすいですし、自分のロッカーも見えます(鍵付きなので心配することはないですが…)最高に気持ちがいい温泉でした。近くに住んで毎日来たいです。

再びことでんに乗って高松築港駅へ。高松築港から高松駅までは徒歩5分程度です。そして、旅の最後は夜行列車です!高松から東京までのサンライズ瀬戸に乗って帰ります!こちらは次回の記事に書きます。